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【 2023年11月8日 】

サトーHDと資源循環のためのトレーサビリティシステム構築に向けた協業を開始します

※株式会社ナカダイホールディングスは、リサイクル率99%を実現する(株)ナカダイと、循環ビジネス構築等を行う(株)モノファクトリーをグループとする、循環社会をビジネスで実現する会社です。

サトーホールディングス株式会社(本社:東京都港区、以下、サトーHD)と株式会社ナカダイホールディングス(本社:東京都品川区、以下、ナカダイHD)は、サーキュラーエコノミーの実現に向けて、廃棄物の回収から処理、再生材生産までの一連の工程を可視化し、より高度な廃棄物処理・リサイクルにつなげ、 “国産資源”としての再生材の安定的供給と質を担保するトレーサビリティーシステムの構築および実用化において協業します。

その第一弾として、2023年8月下旬~11月末の間、弊社が廃棄物処理事業を展開する前橋支店などにてシステムの有効性を検証します。

トレーサビリティシステムの概要

詳細情報は、サトーリリース よりご確認ください。

昨今、世界的にも注目されるサーキュラーエコノミーの実現に向けては、安定的、定量的なリサイクルに加えて、 “国産資源”として再生材を生産していくことが重要にも関わらず、実態は生産工程や品質情報などの可視化(=トレーサビリティー)も進んでおらず、供給と品質両面の不安が企業や社会のサーキュラーエコノミーへのシフトを阻む要因となっています。

ナカダイグループは、徹底的な選別や解体作業により常時99%以上のリサイクル率を達成している技術を用い、これらの課題解決に向け、再生材の活用促進、さらには一連の工程のGHG排出量等も含めた可視化によるリサイクルしやすい製品開発等に向けたシステム構築を目指します。

また、迅速に社会実装するために、サーキュラーパーク九州への検証拡大も見込んでいます。

サーキュラーパーク九州については こちら

サトーHDの持つ自動認識技術を用いたソリューションと、ナカダイグループの持つ知見を組み合わせ、持続可能な社会の構築に向けて取り組んでまいります。