NAKADAI PROJECT at TOKYO DESIGNERS WEEK 2010報告
2010年10月29日から11月3日に東京・明治神宮外苑にて行われましたTOKYO DESIGNERS WEEK 2010 にて、おかげさまでナカダイプロジェクトを発表することができました。デザインアソシエーションと共同で立ち上げたこのプロジェクトに、7名のデザイナーにご参加いただき、4ヶ月におよぶ製作期間を経て、廃棄物の新しい可能性を表現したものです。
ダイジェスト映像
NAKADAI PROJECT 展示ブース
PHOTO: LUKE HAYES PHOTOGRAPHY
ナカダイに届く廃棄物(ナカダイマテリアル)だけで出来上がった空間。建築、プロダクト、音楽、テキスタイル、照明のプロフェッショナルがアイデアを集約させてくれた空間です。LANケーブルの生産過程で発生するバリはまるで糸のようです。建築では、この膨大な廃棄物を加工し空間に成長させています。
PHOTO: LUKE HAYES PHOTOGRAPHY
会場には、1000種以上のナカダイマテリアルの中から20種類程度を、実際に手にとって頂けるように、そのまま並べました。群馬の工場での音をリミックスしたサウンドが流れ、まるで会場も工場のようです。



PHOTO: Archicomplex
ソファ、ロボット、イス、明治神宮外苑はナカダイプロジェクトでいっぱい。
展示会場の中でひっそりと佇んでくれたソファ。コンテナで液体を運ぶ際に使われる非常に頑丈な白い生地を縫製し、その中にヌイグルミ達を詰めることでふかふかのソファに生まれ変わりました。
PHOTO: Satoru Taniyama
別会場で子供達の注目を集めていたのは、ナカダイマテリアルの鎧をまとったロボット。電子看板の配線を組み直して製作されたデジタル屏風もロボット侍にお似合いでした。
PHOTO: Shota Ishiwatari
野外のカフェ(J-WAVEカフェ)では、自動車のエアバック用の布を張ったイスがずらり。エアバック布は耐久性もよく野外にもぴったり。独特の模様があり、まるでデザインされた新品のイスかのようです。
PHOTO: Design Association
J-WAVE コンテナ & J-WAVE カフェ
PHOTO: Archicomplex
(左)PHOTO: Design Association | (右)PHOTO: Archicomplex
ナカダイマテリアルで内外装をまとったJ-WAVEコンテナ。ここから生放送やライブが行われました。J-WAVEコンテナの前に広がるのは、J-WAVEカフェ。4つのレストランの味を楽しむことができます。くつろぎのイスとテーブルは、もちろんナカダイマテリアルです。ホワイトボードで作られたテーブルは、みなさんの落書き&アートでいっぱいになりました。夜10時までの野外営業を考え、液体用コンテナを大きな照明として使用しました。
ナカダイフォーラム
PHOTO: Design Association
11月3日には、デザイナーの皆さんにナカダイマテリアルについて語っていただきました。 写真は左から中台澄之、廣瀬大祐氏、石渡昌太氏、フロリアン・ブッシュ氏。会場には、谷山示氏、柳田しゆさん、安東陽子さんにもお越し頂き、それぞれの作品への思いやプロセスを解説していただきました。
ナカダイプロジェクト ワークショップ
PHOTO: Design Association
TOKYO DESIGNERS WEEK 2010にいらした皆さんに、ナカダイマテリアルを自由に切ったり貼ったりしていただく企画を行いました。工場から、加工しやすい20種類ほどを選別し持ってきました。皆さん戸惑ったり遠慮なさったりするのかなと不安でしたが、あっという間に創造意欲のある方々で作業台がいっぱいになりました。
お越し頂き、誠にありがとうございました。
Design Associationのナカダイプロジェクトサイトへも、ぜひお立ち寄りください。
2010ナカダイプロジェクトメンバー

オーガナイザー:中台 澄之 ナカダイ スミユキ
1999年株式会社ナカダイ入社。
2000年に環境ISO14001の認証取得を主導し、同時にコンサルティング事業部創設。以後、マテリアルリサイクルを追求し、徹底した分別提案と品目別の社内管理システムを自ら構築し、総合リサイクル業として事業を拡大。中古品オークションを行うリユース市場MRC(マテリアル・リバース・センター)を立ち上げ、現在では東日本最大級の規模を誇る。2006年〜2015年の10カ年の群馬県環境基本計画策定委員会循環型社会部会委員。廃棄物ゼロの社会と循環型社会の構築を目指す。

チーフプロデューサー:川崎 健二 カワサキ ケンジ
1997年デザインイベント「東京デザイナーズウィーク」を立ち上げ、2002年NPO法人化。以降、国内において大阪、京都、名古屋、札幌、海外でミラノ、ロンドンでデザイナーズウィークを展開。2005年に法人名をデザインアソシエーションNPOに改称し理事長に就任。学生作品展・コンテナ展を立ち上げる。同時にコンテンポラリー・インテリアのトレードショー「100% Design Tokyo」をREED EXHIBITIONS UKと共催。日本代表に就任。

ディレクター:廣瀬 大祐 ヒロセ ダイスケ
1974年、長崎県出身。隈研吾都市建築事務所勤務後、コロンビア大学大学院建築学科(GSAPP)修士。2005年ARCHICOMPLEX設立。Sci-ArcやPRATTなど海外の大学でも構造解析を用いたコンピュテーションの講義を行なう。作品に、三國清三氏オーベルジュ「誉一山荘」、東京ミッドタウンの桜通り修景、富士重工国際モーターショー会場設計など。
詳細: a+u 2010 年5月号建築の新しい方向性:ニューヨークのサスティナビリティーとテクノロジー

建築:Florian Busch フロリアン ブッシュ

プロダクト:谷山 示 タニヤマ サトル

テキスタイル:安東 陽子 アンドウ ヨウコ
*Photo/Atsushi Nakamichi

音楽:柳田 しゆ ヤナギダ シユ

ロボット作家:石渡 昌太 イシワタリ ショウタ

照明:岡安 泉 オカヤス イズミ

プロデューサー:上野 侑美 ウエノ ユミ
プロデューサー・広報
TOKYO DESIGNERS WEEK 環境デザインTENT担当

















